最後の闘いが終わった。
知力を
体力を
気合を
根性を
時の運を
ダイ○ガッツを
火事場のクソ力を
己の全てを賭けて勝利した。
何度も絶望した。
何度も挫けた。
何度も諦めた。
そんな時、決まって脳裏に浮かぶのは彼の笑顔だった。
あまり笑わない彼が一度だけ見せてくれた微笑。
それを糧に群がるライバル達を爆破した。
兄弟もいた。
姉妹もいた。
戦友もいた。
でも……最後に残ったのは私だった。
そして今は勝者に与えられた栄光を享受してる。
<|#R|>「理緒、あ〜ん」<>
「あ〜ん<|#P|>(はぁと)<>」
はうぅぅぅぅ、真っ赤になって、可愛いよぉぉ♪
ヤッパ食事は彼氏の『あ〜ん』だよねぇ♪
「にしても・・・・また派手にヤッたな(汗)」
「だっていい加減しつこいんだもん、ひよのさんも亮子ちゃんもカノン君もアイズ君も香介君も諦めたら良いのに」
あたり一面火薬の匂いと爆破で出来たクレーターだらけ、それと死屍累々。
すこ〜しだけヤりすぎたかな?
「まあ、他の奴らはどうでも良いけど怪我だけは気をつけろよ?」
やぁん♪ ヤッパ『彼女』は特別なんだよね♪♪
「だぁいじょぉぶだよぉ、だって怪我なんかして歩に心配させたくないもん」
「ん、なら良いけど……」
「ねぇねぇ、それよりも次が食べたいなぁ」
「……なんか、こう親鳥に餌を要求してる雛鳥みたいだな」
むぅ〜失礼な……(ニヤリ)
私は心の中だけで笑うと即座に行動に移った。
「じゃさ、より『らしく』しよっか♪」
そう言ってから歩が<|$B|>咀嚼中<>のポテトを強引に食べたの<|#P|>もちろん口移しで<>
「ん、んぐ、んっ?! プファ、やだ、そんなトコ触っちゃ、まだ早いよぉ」
「時間が? それとも年齢が?」
うっうっうっ、完全に意地悪モードだぁ。
「あぁ、悪かったな。年齢じゃないよな? 毎日だし」
「<|#R|>(ボフッ!)<>バカァ! 今夜はおあずけ!!」
あ、またいぢわるな顔になってるぅ。
「理緒が我慢できたらな」
「はぅぅぅぅぅ、ばかぁぁぁぁあ!!!」
その後の展開は皆様の脳内補完にお任せの方向で(オイ)
終わる
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