最初、後を着けたのは……興味本位だった

明け透けのようで秘密の多いアイツが一瞬だけ見せた憂いの表情、それになんとなく惹かれた

夕日が射す時間帯、ふらっと事務所から出て行ったアイツが見せた顔が





悲しそうで





嬉しそうで





綺麗で





死に別れた恋人に再び出会えたような顔をした





私は、胸の奥のナニかがズキズキと痛みだしたから





苦しくて切ないから





アイツと距離を置く事にした、そうすれば苦しくなくなると思ったから










「タマモ、こっち来いよ。一緒にゲームやろうぜ」

「……いい、今からサンポに出かけるから」

サンポなんて嘘、誘われた瞬間嬉しかったけど決めた事だから





「タマモォ、シロのサンポ行くけど一緒に行くか?」

「遠慮しとく、バカ犬のはマラソンだし」

本当は一緒に行きたい、アイツは私が付いて行く時は気を使ってゆっくりのペースを保ってくれる

けど決めた事だから










そう





決めた事





自分で





考えて





嫌だから





苦しいのは





寂しいのは





切ないのは





キュっと締め付けられる心と





ギュっとして欲しい身体と





ソッとして欲しくない想いと





だから





流れる





すべてが





なにかが





エグラレルヨウニ





ツブサレルヨウニ





ウチクダカレテ





サラサレテ





未だ私は歌語のナカ






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